わちがOutbreakを選ぶ理由

今日は昼下がりからリハです!
出演まであと半月切りました。

2019年東京のライブはこれが最初で最後

関東近郊の皆様は見に来てやってちょだい!

◇今夜、四谷の地下室で。~日曜は昼からが正解~◇
日時:2019/6/2(日)H.G.K.は15時スタート
料金:前売¥1,800/当日¥2,300(ドリンク別)
※ご予約はメンバー宛にご連絡いただければ、受付にチケットとっておけます。名前を言えばその場で購入できまーす(というチケット取り置き方式)

Outbreakでライブをやる理由

6月2日のライブは、H.G.K.が一番多く出演する制作集団Project GIGsの主催ではなく、ライブハウス「四谷Outbreak!」の制作する、いわゆる「ハコのブッキング」です。

本懐の主催ライブ「GIGs」も、今となっては一番多くやってるのはOutbreakです。
GIGsの制作はライブハウスではなく、Project GIGs+制作会社のLIVESCAPEさんですが、Outbreakで開催することを前提に制作を進めたりしてます。

たまーに「なんで?」と聞かれるので、毎回「なんでもやらせてもらえるから」と答えてますが、音楽ナタリーで店長のbooneさんがそれに答えてました。

東京・四谷OUTBREAK! | 店長たちに聞くライブハウスの魅力 第12回 - 音楽ナタリー
全国のライブハウスの店長の話を通して、それぞれの店の特長や“ライブハウスへ行くこと”の魅力を伝える本連載。今回はオフィス街のイメージが強い東京・四谷で営業するOUTBREAK!を訪れた。“なんでもやっちゃうライヴハウス”を自称し、これまでに「献血ギグ」「寄席ギグ」「床ギグ」「早朝ギグ」「印刷ギグ」「1週間住み込みギグ」...

「なんでも」とはいえ、シャカイジョーシキってもんがあるだろ…と思ってるので、わちが今までに経験したさまざまなライブハウス経験を総動員して、その中でボーダーラインを作って制作してますが、それでもOutbreakの境界線には手が届かないほど、この店のやれる範囲は広大です。

ライブハウスの可能性の限界を追求してるんじゃねーかと思えるくらい、世間の「ライブハウス」のイメージとは違うことをたまにやってたりもします。

ライブハウスなのに、
ライブをやる場所なのに、
ライブステージは重要じゃない。
「出演者が何を求めているか」が重要。

記事にも書いてあるとおり、出演者のメインストリームが「ご飯」だと、そっちを重要視したイベントを仕立てる手伝いをしてくれるのです。

Project GIGsがいつも追求してるものは

わち、GIGs 3rdの時にbooneさんからもらった言葉を今も大切にしてます。

GIGsは動画やMCじゃなくて「音」でお客さんをゲームの世界に引きずり込んで、一緒に楽しもうとしてるのが伝わってくるんですよ
フツーにロックのライブやってるのに、一緒にRPGやってる気分になる

うちがRPGの曲を演奏したのは数えるほどですが(笑)、わちが作ろうとしてる世界を敏感に感じ取ってくれていたのがbooneさんでした。

ゲームミュージックは演奏したいが、お客さんの脳内で音源が流れるのはイヤ。
それくらいなら家やゲーセンでゲームやってた方が百倍楽しい。
お客さんと出演者が「一緒に」ゲームの世界で楽しい思いをしたい。

それがProject GIGsが「GIGs」を制作するスタンスで、至上命題です。
そこを追求するのにOKを出してくれるのが、Outbreakなのです。

出演者・観客・制作を三位一体にする

古い考え方かもしれんけど、わちは「出演者」「観客」「制作」全員が「楽しかったー!」と思えるライブを「成功」と扱っています。

この3つの「成功」の中身はバラバラです。
出演者は、たくさん来客があってペイバックが多く、客席が盛り上がり、演奏も失敗なくやれればGOOD
観客は、出費は少なく、かつ満足できるクォリティの高い演奏が、自分の好きな音量で聴ければGOOD。
制作は、オシ(遅れ)なく、機材&演出トラブルなく本番当日を終えればGOOD。

ただし、Project GIGsは、これに加えて、出演者が演奏している曲が搭載されたゲームの画面がその場にいる人達すべてに思い浮かぶことだったり、そのゲームの想い出がBGMナシで脳内に思い浮かぶことも加わります。

メーカーに金払ってゲーム映像をプロジェクタで流すってこともできるでしょう。
Outbreakにはその環境もあります。

でも、視覚の刺激って人間の五感の中では激烈に強く、目から入る情報に他の感覚がすべて振り回されるんですよ(´д`;
それは、一生懸命練習して練り上げた演奏してる出演者が出す音とは、別世界のものなのです。

自分自身でも観客としてその経験をしました。
映像が流れてしまうと、その曲の体験は、ステージと全観客が共有するものではなくなってしまうんです。
完全に「その映像のゲームと自分」という観客個人の世界に一気に引きこもってしまう。

GIGsで追い求める世界はこんな感じ ↓ です。

バンド 次はこのゲームのこの曲やります!
観客A・B (この曲大好き!)おーーーーー!!
(観客A・Bは知らない同士だが、同じゲームに反応しちゃって互いにニヤッ)
観客A このゲーム面白かったですよね!(攻略キツかったよなぁ…)
観客B 最高でしたよねー!!(かんたんに攻略できたけど面白かったなぁ…)
バンド (メンバー誰もプレイしてないけどすげー気持ちいい曲だよな)
ライブハウス (ゲームの曲でもこんなハードないい曲があんのか)
制作 (タイムテーブル0.5分押し…これなら次押さずに済むな)

考えてることは思いっきりバラバラ。
でも、「楽しい」という一点で繋がる。
ゲームミュージックを演奏するイベントだけど、ゲームに関する「楽しい」をサウンド面で追求するために、音だけで勝負してるのがGIGsです。
(若干制作だけ違うトコ見てますがw)

もちろん「このゲーム知らないけど曲カッコいーじゃん!」はアリアリのアリ。

来場者に感謝を伝えやすいのがOutbreak

これはオマケ的要素ですが、Outbreakを選ぶ理由がもうひとつあります。
ここは、出演者が来場者に感謝を伝えやすい場所なのです。

出演者・制作の上を超えてくる環境構築

GIGs初の「ゲーム音楽以外のライブ」GIGs EXTRAを主宰した際、壁一面に真っ白な模造紙を貼りました。
出演3バンドに、お客さんへのメッセージを書いてもらったんです。
で、お客さんからもメッセージを書いてもらうために「開演前と転換時間は、客席の照明を一番明るくしてくれ」とライブハウスにオーダーしました。

実は以前も他のライブハウスでそういう話を出したことがありますが、「いや無理っす。うち開場後はここまでしか照明できないんで」「壁の塗装剥がれるんでやめて下さい」と光の速さで断られたことがあります。(どことは言いませんが、今はプロアマ問わずアニソンライブを月数回やってるライブハウスさんです)

まぁ、普通は断るわね(´・ω・`)
こっちもダメ元で言ってます。

でも、Outbreakは通った。
しかも、当日言い出したのにw
(このへんに確信犯的要素が含まれておりまス)

「あ、いっすよ! んじゃ転換の時、客電(客席照明)明るめに上げましょうか」

Outbreakは、出演者がやりたいことを、可能な限り実現しようとしてくれます。
これがこの店の「通常営業」なのです。

「音を減らすのもアリ」というスタンスの耳栓

さらにOutbreakは、出演者の思惑の上をいきます。

ゲームミュージックはジャンルが広すぎます。
ドラクエ熱の影響かオーケストラ構成のBGMが多く、そういう曲が好きな人はH.G.K.みたいな爆音ハードロックに全く慣れてません。
それでも見に来たいという人のために、Outbreakでは耳栓がカウンターで販売されてます。

普通ライブハウスで耳栓は売ってませんwww
でも、会場を出た時に耳がキーンとしてることを誇る意味がわからない。
(それはわちも昔からそう思ってた)
誰もがステージの音が聞き取れるように「通常営業」で配慮されてます。

知らないジャンルだよね、ロックなんて。
それなのに参戦してくれて本当にありがとう。
せめて爆音で耳がヤられないように、有料だけど耳栓が用意されてる場所を選んだよ。

…という気持ちをぜーんぶ詰め込んだ「耳栓」。
こんなライブハウス、探すの大変です。

「売上より快適さ」ドリンク持込OK

さらに。
ライブハウスの収益って大体ドリンクの売上でまかなうので飲食持ち込み禁止なのがフツーですが、Outbreakは、その上のフロアにあるモリバコーヒーのテイクアウトドリンク持ち込み可です。

「ライブハウスっていうとアルコールしかない」「ソフトドリンクが少ない」というイメージが強いですが(実際Outbreakのメニューもソフトドリンクは少なめ)、なら美味しいコーヒーを持ってくればいいじゃないという売上向上否定スタイルw
GIGsのお客さんも、モリバ持ち込みが徐々に増えてきてます。

私を筆頭にGIGs出演者には酒好き(打ち上げ好き)が多いですが、ノンアルコールだって楽しめるんですよ、ライブハウスは。
せっかく来てくれたんだから、あなたが美味しいと思うものを飲んでね。
それが実現できる場所なのです。

出演者へのInputを増やすチケ代なし判断

おまけに、一度Outbreakに出演したプレイヤーは、Outbreakの他のライブを見に行く時はチケット代取りませんからね…。
知らないバンドのライブを体感して自分への刺激にする環境が、Outbreakの「通常営業」です。

おかげで、出演してくれる対バンに「出演快諾ありがとう! また一緒にやろうぜ。でも次はさらなるステージ期待してるよ!」とドカーンと言えます。
Outbreakが「バンドマンがInputできる環境」を用意してくれてるからこそ言える言葉ですわ。


下手すりゃ自己満足で終わるライブイベントが存在することは否定しません。
でも、GIGsは違う。

GIGsを一緒に作りに来てくれるお客さんに「ありがとう!」を、言葉だけでなく、環境という形でも届けたいのです。
それを、制作が考える以上に考えてるのが、Outbreakというライブハウスです。

ま、次のGIGsは、さらにもっとアレな事考えてますけどね。
期待してて下さい。
Outbreakとタッグ組んで、もっとおもしろそーなことやります。

おまけ:ここまでやるか

で、H.G.K.が6/2に出演するOutbreak Presentsのライブなんですけど…

日曜は昼からが正解

「出演するのが全員社会人バンドなので、打ち上げ早くした方が翌日響かないでしょ」って理由で昼からなんですよ!

確かにそうだ! たいへん助かる!
だが!
そのうちOutbreak潰れるんじゃねーかって心配になってくる! 困る!w

雪の上の足跡

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