※先に書いとくけど、キャリオク推しってことではござんせんのよ。

カジサックきっかけで見始めた「毎週キングコング」の動画を見てたら、キンコン西野が絡んでるキャリオクで、キングコングの対談が公開されてたんで、見てみたんす。

最近ゲーム実況を観るのに忙しくてYouTube見てるヒマがなかったし(?)、ごんやんさんが見つけてきた「大蛇丸の中の人」の料理動画がクセすごくておもしろかったんでそっち見てたり、相変わらずPastelCatWorldを見てたりしてたので、TKO木下動画でカマキリ状態になってるカジサックの動画は気分悪くなるんで避けてたんですが、キングコングの二人の話は関心が高まっとるんで「ああ、対談ならイライラせずに見れるかな」と思って、見てみたら。

「自分が向いてる仕事してると、楽しい」

…って言葉がちょっと刺さった。
確かに自分もそーだなー…と思って。

人が多く存在する空間が向いてない

わちはとにかく通勤が向いてないってことはわかってて。
朝起きられず、人混みが苦手なので通勤で一気に体力を持っていかれ、コミュ障なので現場でコミュニケーション取ることに体力を持っていかれ、帰ってきて家事する体力なんざなく、くたばってまた翌朝起きるのがつらい…の繰り返し。

めっちゃフツーですけどね。
どいつもこいつもわちもそうです。

一番キツいのが通勤。
正確に言えば、人混み。
田舎もんなので、人が多いということがもうダメ。
毎朝通勤電車で人酔いしては吐き気祭りを開催していたのですよ。

「通勤せずとも向いてない」っつー場所はある

「カスタマーサポート」という仕事を選んだきっかけは「人とコミュニケーションを取る訓練を、金もらってする」というところに魅力を感じて飛び込んだんすけどね。生来の病的な「手伝いたい」という気持ちが相まって、どうやら向いてたらしく、仕事そのものは苦と思ったことはないし、イライラしたり凹んでも一晩寝ればおさまる程度だったし。

じゃあ、通勤のないカスタマーサポートの仕事に就けばいいじゃん…という発想で、外資系果物アイコンの会社のカスタマーサポート業務を自宅でするようになってみたわけでござんす。

すると案外向いている。
通勤時代のように2週間に1ぺんペースで寝込むこともない。
だがしかし…外資系のやり方に反感を覚え、常にエンドユーザーを金額で換算するスタンス、宗教的な愛社精神に吐き気を催してリタイア。

んじゃ国内なら大丈夫なん?とオンライン秘書の老舗を謳う会社に入ってみたものの、この仕事一本で生活が成り立たんレベルの給与額とそれに反してメンタル&プライベートがっつり削られる仕事量に閉口、挙げ句女現場特有の100%超の濡れ衣をおっかぶされ、リタイア。

通勤せん仕事でも向いてない場所があるんだなという経験をしますた。この2社は一生反面教師にしたろーと思っとります。

「CS+通勤なし」の原点回帰も結局は「挑戦」

ただ、カスタマーサポートの仕事は好きだったし、通いでの勤務も考えてはみたものの、何よりも高い壁である「通勤」の自信がなかったんで、タイミングよく応募があった現場に、思い切って飛び込んでみたって流れ。

この「思い切って」はねー、実はかなり悩んだんす。

そもそもカスタマーサポートって仕事は、リモートで募集してるケースは大体使い捨てで常勤じゃないってケースばかり。そして、前述のオンライン秘書会社を大きく下回る賃金感。とにかくワリに合わない金額でしか提示されてなかったんす。

そらそーだ。
どの会社もカスタマーサポートってのは金を生み出さないコスト部門、出ていくしかない金を抑える方法を真っ先に考える企業が多いもんな。そこはなんとなく理解できるし、そういう会社でしか働いたことねーしw

そもそもフルリモートで働ける職種は9割がエンジニアやデザイナーで、残りはせいぜい経理・営業くらい。今でこそぽつぽつ募集がかかり始めてますが、カスタマーサポートはほぼ皆無。

そんな中、ぽつんと唐突に、派遣市場と同じ金額(=相場の3倍)の募集があった…フルリモートでWebサービスのカスタマーサポートで、報酬が相場の3倍…怪しいwww

フツーは怖く感じるレベルだし、わちもそうだったんだよね。
ごんやんさんと一週間近く話し合ったり、ごんやんさんの現場の仲のいい職人さんに相談したりした結果、チャレンジしてみることにしたんすけど。

結果、楽しくシャチョーをいじったり、今となってはクライアントとなった現場のトップに腹を立ててみたり、経理に平謝りして教えを請うたり…と、楽しい毎日を手に入れることに成功しとります。

何が出るかわからん穴に飛び込む捨て身の勇気が、今の環境に繋がりますた。

「責任を負う」ことがやりがいに直結するタイプ

今の現場は、疲れたら休み、悩んだら相談し、希望を追求することを許され、手を出せそうなところは片っ端からチャレンジさせてもらえる上に、業務委託という身でありながら会社の顔としてユーザーの対応に対して責任を持てるってのは、わちにとって相当デカいっす。

「責任を持つ仕事」を避ける人もおるんですが、わちはそれが理解できん性格でね。責任を背負ってこその達成感や、責任を負うことでユーザーの対応に対して堂々と胸を張ってモノが言えるってのが最高と思う性格なのです。

前述の秘書会社の現場の人たち(の中で濡れ衣とは無縁の部署にいる人たち)からずーと「仕事を俯瞰で見る力、フローを立てるスピードや能力が相当高い」と言われ続け、全く意識してないことだったものを認識させられ、自分でイヤな部分でもなかったんで「じゃあ、この歳からになるが、伸ばしてみようか」と考えたところへ現れた現場で、わちはたまに泣きながら(?)苦しみながら楽しく働き、気づいたら1年半経ちました。

今やってること。
カスタマーサポートだす。
うお、今年で20年経ったんじゃなかろうか。
(※計算してみたらとっくに経ってた)

だがしかし、始めた頃より今の方がスキルは上がり、ついでにやりがいもゲットできているというわけでござんす。ナイス判断だ、わち。

挑戦は終わりなくやり続けるもの

今は「カスタマーサポートをさらに極めてみたい」と思っとります。カスタマーサポートを極めると、カスタマーサクセスに一層近くなるはずなんだよね。

ユーザーのためを思って動くと、ユーザーのやりたいことを成功させる方向に行くんじゃないかと昔から思っていたので、その見えない闇に飛び込んでみるために、今の現場にいるんす。

そのためにわちは今この現場にいるんすよ。
そ の た め に この現場にいるんす。
いぇーいシャチョー見てるー?w

今の現場に飛び込んだ年齢は、46歳になったばっかっす。
世間からいけば転職するには遅すぎてもうあかん末端の仕事しかでけん…という立ち位置だったはずなんす。

「運がいい」と言えば、相当いいんでしょうな。
それ以外の運を絶対他で失ってるはずなのでトントンだろと思ってます。
人生なんてそんなもん。

とはいえ、「向いてる>仕事が楽しい>好きなので頑張る>向いてるから楽しい」のいいスパイラルにハマっとるのが今のわち。がつんがつん躓いてますし、転んでもいるし、トシをとるにつれ歩みも遅くなっとるんですが、「同じことを続ける」と「変化させ続ける」が両立できてる今の現場から離れるのがイヤだなぁ…と思える場所におります、ハイ。

ワタクシ、現在47歳。
このトシでござんすが、年甲斐もなく、常に新しいことをやりたいという気持ちに満ちあふれておりまス。
新しいことってのは、いつ何をやってもwktkでござんす。

バンドはさらに新しいことを

副業である仕事でもこんなんですからね。
本業であるバンドの方は、一層新しいことを考えてます…2年前から。

既に「GIGs FORCE」開催前の時点で「GIGs V(仮)」の素案はできてまして、口にするたびに「お前の稼ぎ次第だ」とメンバーから言われ続けてきました。
幸い仕事に恵まれ稼ぎもそこそこ頂けておるので、「よし! 次はやるで!」とメンバーにタンカを切り、「入場完全無料」というスタンスでのロックライブを開催するに至っておりまス。

「今まで誰もやったことないことをやりたい」という気持ちは常に持ってますが、それ以上に「今わちらがやれることをなんでもやりたい」というwktkゴコロの方が強いなー…としみじみ自戒(?)

11月に向け、がっつり仕事しながら、バンドもがっつりやりますよ。
新型コロナウイルスで自粛する必要もなく、わちの人生常にやることてんこもりです。

ああ、金で買えるなら時間がほしい。

ボヤきを追いかける

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