わすれな草

ひとはすべてを忘れてしまうものです。
嬉しいことも。
悲しいことも。
寂しいことも。
辛いことも。
そして、生きていた証も風化していくのです。
そんなことは、当たり前の、ちっぽけな事実。
だから、人は戦っているのでしょう。
生きる欲をつかむのでしょう。
壁は高く、そして厚い。
それを切り崩し、よじ登り、
指先からも、心からも血を流しているのでしょう。
怯えそうな君に、あえて言おう。
忘れられることを、恐れてはいけない。
その裏側にある、信じる光を、つかめ。

雪の上の足跡

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