えー、2019年スタートの新作がいろんな意味で話題となっております、水曜どうでしょう。
わちはYouTubeの違法動画を見て夫婦で激ハマりし、オンタイムで観るようになったという経緯を持つどうバカですが、別に大泉大先生が大好きというわけではなく(NACSの存在は知っててミスター残念・シゲが大好きだった)演劇は好きだけどオーパーツを観劇したことがあるわけではなく、なによりも道産子だがどうでしょうをオンタイムで見る前に東京に夜逃げしてきたという立ち位置にいて、どっちかっつーとどうでしょうからは離れた場所で生きてきたのです。

「どうでしょう」という存在は認知はしてたが、何せ東京じゃ観れないんで興味を持てない…というスタンスでござんした。

「YouTubeからスタート」という経緯を持つとおり、ハマる直前までは動画を観ることが息抜きみたいなスタンスだったんす。
当時はニコ動を観る側で、当時ハマってたのは、記憶が正しければ「特産物の野望」だったはず。(※『信長の野望革新』のプレイ動画なはずなのに大河ドラマ仕立てになってて爆笑しながら見てた。未完。ぜひ完結して頂きたい)

そこからなにかのきっかけで壇ノ浦レポートあの写真を見て「なんだこりゃ、きたねーな」と思ったが百年目、一気にどうバカ道まっしぐら。

この写真です

深夜バスでの貧乏旅行が好きだったってのもあり、深夜バスがババーンと出てくる番組って珍しいな…くらいだったはず。きっかけって、どこに転がってるかわからないから恐ろしい。

まぁ、その後も金がないのでDVDを集めるではなく(金があれば買い揃えたい)どうでしょう祭りがあってもチケット争奪戦に敗れてあっさり引き下がる程度の熱ですが、とりあえず世に出回った放送はすべて観て、「四国R-14」(※どうでしょうD陣が監督制作したドラマ)も泣きながら観て、どうバカ繋がりで打首獄門同好会さんにハマったりしてるわけです。

が。

今年の新作はあまりにもクソすぎた。
第一回放送でヒゲ(※藤村D)が言ったとおり、最後まで迷走してました。
迷走した挙げ句「そこにたどり着くのかよ!∑(゚Д゚;;;」という結果になってました。
笑ってはいたけれど、わちはずっと考えてました。

だるすぎ。

どうでしょうのおもしろさは、大泉先生のボヤきとミスタさんのフォローにあるといっても過言ではないとわちは思っております。
それが、全編に渡って、ない。
いや、あるにはあるが、少ない。薄い。ゆるい。
D陣何も考えてねー。
芝居にうつつぬかして番組制作のことは考えてねーなと感じるだるさ。

だがそれも是である。

なんでもOKなんですよ、どうでしょうってのは。
あの4人が繰り広げるナニカをどうバカは求めているのです。
もはや迷走してようがだるかろうが構わないのです。
ある意味宗教に近いとわちは思うのです。

一歩間違えるとバチクソ叩かれてもおかしくない番組に対して拍手を送るどうバカ。
クソ番組と炎上して当然と思える内容に歓喜するどうバカ。
それを見越して番組を作るD陣+ミスタさん。

あなたたちは御神体として大泉洋を据え、「水曜どうでしょう」という宗教を作ったんですね。

こんだけ怒りの行き場がない、モヤモヤが全く払拭できないシリーズは初めて。
なのに、

めっちゃ楽しむ自分。

こんなチャレンジングな番組を楽しめちゃう自分が生まれてしまったことが、どうでしょうの最大の功罪だとわちは思うのです。

だから早く新作作って下さい。
今度は途中芝居とか出てるヒマなしで、誠心誠意編集に打ち込んでいただきたい。

どうでしょうは宗教っつーよりも麻薬に近いのだから。
※いきなり自分が定義した内容を否定してますがこれもどうでしょう的展開。

ボヤきを追いかける

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