わち、今生きてるこの時間を、人生のロスタイムだと考えとるんです。
なぜなら、一度死んでるからです。

「んじゃ何か、今のお前はゾンビか」と言われると、そーでもない。
いや、ゾンビでもまんざら間違いではないな。

20代終わりに自殺を数回試みてまして、全部肉体的には死ねんかったというのが正解。
ただ、メンタルは死んでます。
「病んだ」という言葉では表現し尽くせない虚無に陥ったんですな。
人間の三大欲求すべてが消えた瞬間を経験しています。
その後、立ち直るきっかけを信仰に求めたことで這い上がり、今は記憶が飛んでしまって断片的にしか思い出せない日々の中でだーくしゃんに出会い、ごんやんに出会い、みみさんに出会い、それが支えになって一人で立てるようになってわかちーさん・どらむすこ・ぶんちゃんに出会い、JAGさんに出会って、なんとか踏ん張れるようになった、という流れ。

だーくしゃん以外は、H.G.K.のメンバーなのです。
うちのメンバーに会ったことで「こいつらが思う存分暴れられる土台を作ろう」と思えるようになり、それがそのままわちがH.G.K.で演奏するスタンスにもなってます。

つまり、わち自身に関する云々ってのは、どーでもよろしい。
わちは既に死んでるので、わちの存在自体に興味がなく、期待もしとらんのです。
わちはH.G.K.のために存る。
逆に言えば、H.G.K.がなければ、わちはとっくにこの世にゃおらん存在。
生きてること自体イレギュラー。

その結果「本来歩むべき人生を終え、ロスタイムをもらってるんだ」と思うようになりました。
そう考えて少し気持ちが楽になったとも言うな。

ただ、ここ数年でちょっと考え方が変わってきました。
最たるもんは今の仕事なのですが、「あんたはこの場に必要」と言われる機会がなんとなく増えてきたもんで。
いてもおらんでも何の影響もない存在が、そーでもなくなってきた、と。
そう言ってくれる人達(幸福にも複数いる)に「いやわちロスタイムを生きてる無駄な存在だから」と言い張るのは、その人達に対して失礼じゃねーかなーと。

現時点で自分自身には興味も関心も期待もなく、いつ死んでも悔いがない気持ちも全く変わらんのですけどね。
わちがおらんでも代わりはいるんですよ、そこら中に、もっとスキルも魅力も大きい人達が。
運悪く、出会えてないだけで、探せばいるんですよ。
それを探してないだけの話じゃね?と思うわけです、わちはね。

さて、今の時間を何と言えばいいんだろうねぇ…。

ボヤきを追いかける

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