テクニカルサポートやってると、仕事で使うための勉強も兼ねて、プライベートでもそのサービスを使うケースが多々あります。現在の現場も毎月1,000円払って、払ったからこその機能を使用できるようにしてます。
いわゆる三大キャリアのテクニカルサポートでも就業経験がございまして、今までずーとその回線を使っとったんです。
まぁ、auですけどね。
だが、キャリアの中で…
auはダントツにたけぇの!
よって、前々から画策していたとおり、端末購入とほぼ同時にauからMNPしました。
人生初のMVNO回線です。
さよならau、さよなら三太郎。
MVNOはb-mobileを選択
で、選択したMNP先は「日本通信(b-mobile)」どす。
確かに料金プランはすげー安いんですが、選んだ理由は価格ではなく、老舗だからです。
業務開始から20年以上経過しており、他のMVNOとは比較にならんほど長いです。
MVNO自体歴史が浅いので、今ぶいぶい言ってる人達がどんくらい企業体力を持っているのか、そのサービスを提供し続ける腹づもりでいるのか、図ることが出来ません。いきなり「サービスやめます(テヘペロ」と言われた日にゃ、回線探す手間がかかっちまうし、それまでより料金が高くなる可能性もあるのです。
だったら、最初から長く続けてるMVNOを選べばいい(長く続けてる=今後もサービスを提供する気は少なからずある)…という理由で、老舗であることを信頼に変え、b-mobileにしました。
料金比較するぞ!
んで、今月やっとauとb-mobileを比較できる要素が揃ったので、料金を比較してみました!
au (2019年11月分) |
比較項目 | b-mobile (2019年12月分) |
◆プラン料金(毎月必ず発生する固定費)◆ | ||
980円 ※2,480円-2年縛り割引1,500円 |
通話プラン 基本使用料 |
500円 ※5分以内の通話は定額対象の通話オプションに加入 |
4,200円 ※4,700円-家族割引500円 ※上限4GBプラン |
通信プラン 基本使用料 |
990円 ※1GB以内プラン |
300円 | 通信回線使用料 | 180円 |
◆オプション(自分で加入したサービス)◆ | ||
380円/月 | 故障サポート | - |
300円/月 | アップグレードプログラム | - |
548円/月(税込) | アプリ使い放題 | - |
- | 定額通話オプション | ※「プラン料金」参照 |
◆従量使用料(使う度に発生する料金)◆ | ||
700円 ※解約時に通話明細消去され不明 |
通話料 | 590円 通話総時間 30分27秒/11件 |
-140円 ※2年縛り割引 |
割引 | -390円 ※定額オプション対象 |
◆その他(全加入者に発生する料金)◆ | ||
3円 | ユニバーサルサービス料 | 3円 |
672円 | 消費税 | 211円 |
7,395円 | 支払額 | 2,084円 |
3分の1以下になった(汗)
まだ使い始めたばかりで明確に「こうです」と言えないんだが、どうやらb-mobileの通話料金は2か月遅れで請求されるようで、12月・1月分として支払った金額は基本使用料+税だけだからね!
(定額通話オプションは請求されんかった)
b-mobileで通信量を調べる方法がわからんのですが(確かこのデータは提供しておらず「自分で調べてね」ってことだったはず)外出する時は気にせずフツーにYouTube MusicやSpotify等のストリーミングサービスをガンガン使ってるし、フルリモートワークで外出る機会がほぼ皆無(リハ以外だと月に2~3回程度)の引きこもりおばちゃんなので常時Wi-Fi下だから、キャリア回線での通信をほとんど使わないんだよね。
通勤仕事の時は音楽は全部端末につっこんだMP3を聴いてたから通信発生しないし、せいぜいソシャゲやって「1GBだとやっぱちょい足りないなぁ…」と思う程度だったんです。
おかげで、プラン料金が月額5,180円から990円に激減したところで、端末使用には全く影響がござんせん。
電話代は定額オプションをオーバーしてますが、これは確定申告うんにゃらで税務署といろいろ相談してたからなので、仕方ないと思ってます。
電話番号もわかってるし、経費計上したろか(個人事業主の強み)
b-mobileも料金が上がることがある
ただ、気をつけねばならんのは、b-mobileの料金「990円」は、あくまで通信量が1GB以下の料金ということ。3GBまでは1,290円、6GB以内だと1,790円、10GB以内なら2,590円、15GB以内だと3,590円…と料金が上がります。
…とはいえ…
15GB以内のb-mobile料金<<<4GB以内のau料金
悶絶しそうな勢いである。
キャリアの料金が高いのは当たり前
とはいえ、キャリア料金が高いのには理由があります。
MVNOの回線を提供・保守してるのは、キャリア(MNO)だからです。
※「MVNOってなんぞ」という方は上記のイラストでざっくりご理解ください。
回線の保守がどんだけ大事で大変か、ミナサマ東日本大震災で経験済みだと思います。全国津々浦々に回線を張り巡らせ、時にはとんでもねー場所にアンテナ建てたり回線通したりしてるんだもん、そりゃ人件費も工事費もかかるよ、と。
その金はすべて、キャリア使用者の使用料で賄ってるんだから、高いのは当たり前なのです。
なので、電話かける先もないくらいのわちは「ちょっと間借りさせて」程度でいいので、MVNOが最適解だった、と。
端末代って精神的に「たっけー」
あと、デカいのは端末代。「端末代は分割で電話料金と一緒に請求」ってサービスがMVNOにもありますが、わちはこの「端末代」がずっと気に食わなかったのです。
今までしばらくXperia使ってましたが本来はSHARP信者だし、余計なアプリがプリインストールされて削除できずメモリを無駄に消費してたってのが腹立たしくて仕方なかったので、この機会に端末も変えてます。
くそう…128GBも遂に回線契約不要で売出し始めたのか、楽天め…(怒)
…というわけで、OPPO Reno A 64GBをヤマダ電機で購入しました。
ヤマダの3年保証を追加して45,000円(税込)で購入してます。
一括払いなので、今後こいつの分割料金が携帯電話代に乗るということはござんせん。
ちなみにXperia XZは、毎月2,000円(税抜)の端末支払いが1年半続きました。36,000円(税抜)です。
「2年」ではなく「1年半」になってるのはアップグレードプログラムに加入してたからですが、この料金が毎月300円(税抜)なので、5,400円がそのまま端末代に加わるというわけです。さらに、毎月380円の故障交換サービスにも加入してたので、さらに6,840円が加わるのです。
合計48,240円(税抜)です。
Xperia XZとそこまで大きい金額差ではないにしろ、スペックとメモリ容量が段違いで、ほぼ同一の価格。
さらに、SIMロックフリー端末なので、別の端末にサラッと買い換えることができるってのがデカい!
(Xperia XZはSIMロック解除しないままauを解約しました。解除したらさらに2,000円支払うことになるので)
なにより、OPPO Reno Aは、まだ一度も熱暴走してません。
何もアプリ追加してないのに常時熱暴走状態のXperia XZより遥かに使い勝手がいい(当たり前)
【総括】お財布感と操作感に満足した
…というわけで、端末・回線両方とも、今までのキャリアの恩恵から離れた場所に移行した結果、財布・使い勝手ともに快適という結論に至りました。
まぁ、auを解約したことでじぶん銀行のローン優遇が外れたとかauポイントをすべて捨てることになった(最後の料金の支払いに使えない)とか解約料金1万取られたとかいろいろデメリットはありましたが、とにかくミニマムな体制を整えることができたので、これからが楽しみです。
机上の空論ではありますが、解約料金分を4か月で全額回収できるってのは笑えますな。
「携帯代高すぎる」と思ってる人、ぜひこの機会にMVNOに鞍替えしてみるってのはいかがでしょーか。
※NTTコミュニケーションズはNTTドコモと仲悪い(らしい)ので、ドコモ回線使ったとしてもキャリア運営と考えなくていいと思うw